青森ねぶた祭り

8月2日と3日の夜はねぶた祭りの見物に出かけました。浅虫温泉からちょうど良いタイミングで青森駅に向かう列車は特急しかありません。何しろこの線、普通よりも特急の方が多いと思えるくらい。乗車券よりも特急券の方が高いですがしかたありません。

3日は駅に行って見ると、なんと、1台しかない券売機が故障していて窓口には長蛇の列。駅員さんの対応も遅い遅い。そうこうしているうちに列車が到着する時間。お客さんの多くはまだ切符を買えていません。改札口の係員に「中で買えますか?」と聞くと「はいどうぞ」とそのまま通してくれました。列車の中で自己申告で乗車券と特急券を買います。車掌さんものんびりしたもので、こちらから切符が必要な人数を言うと、それを聞いてから「じゃあ発券してきます」と車掌室に戻ってしまいました。

ねぶたは夜7時前後に花火の合図で一斉に始まります。

ねぶたの一組は太鼓が先頭です。この写真のものは特に大型の太鼓ですが、普通のものは横に5つとか7つとかが並んでいます。
ねぶたの太鼓
太鼓に続いて笛や鐘でお囃子を奏でる人たちが続きます。

ねぶたのお囃子
そしてその次にくるのがはねっと(跳ね人)と呼ばれる踊り手たち。浴衣を粋に着こなして、頭には花笠をかぶりますが、かぶっていない人がかなり多いですね。踊っていない人も多いですけど。

ねぶたのはねっと
でも大勢が一度に踊っているチームが来ると、迫力がありますねえ。ねぶたの魅力は山車だけではなく、お囃子に踊りが重要であることが良くわかりました。そしていよいよ山車の登場です。

ねぶたの山車
山車は大小ありますが、大きなものは道路の幅いっぱいに広がっています。高さは電線に引っかからないようにかさほど高くはありませんが、複雑な立体に作られた山車は大迫力です。

こうした山車のチームが次から次へと20組くらいでしょうか。やってきます。時々山車を左右に振ったり、上下に振ったりして変化をつけています。幻想的でとても面白いお祭りでした。

子どもたちもまた来たいと行っています。必見。ねぶた祭りの他の写真はこちらに掲載しています。

浅虫水族館

浅虫温泉で子どもも楽しめる場所と言うと、遊園地と県立の水族館でしょうか。遊園地はなんだか営業している様子がなかったので必然的に水族館へと向かいます。水族館の入り口までは宿(津軽藩の本陣だったという柳の湯)の車で送ってもらいました。

昨今の大型水族館(名古屋港水族館とか)を見慣れている目にはこじんまりとした建物です。小学生以上が有料なのですが、宿で大人用の割引券を購入した時の話だと「この子なら黙っていればそのまま入れますよ」ですと。なんとも青森はおおらかです。この青森のおおらかさにはあとでも出会うことになります。

さて水族館。館内に入るとすぐに「イルカショーが始まりますよ!」というアナウンス。急いで見に行きます。イルカショーと言うと、どこでも屋外と思いきや、ここは屋内!きっと寒い冬でも見られるようになっているのではないかと思います。

屋内ですから水槽も小さめ。でもすぐそこにイルカがいる感じは決して悪くはありません。

イルカショー
そしてもうひとつ特徴的なのは、お客さんにもいろいろやらせる参加型のショーであるところ。子どもたちは嬉しいですよね。イルカに魚をあげたりできるのですから。

ショー自体は悪く言えばどこにでもあるものですし、狭いですからさほど迫力もないのですが、それでも工夫してあり楽しめました。

回遊水槽

大水槽も他の大都市近郊の水族館と比べたら見劣りしますが、展示自体はゆったりと作ってあり、水槽の前にベンチが置いてあったりして、「癒される」ために訪れるには良いかもしれません。

体験型水槽
やはり最近あちらこちらで見かける「触れる展示」いわゆる体験型の展示ですが、ここのは一度に大勢が触れることができるようにかなり長い水槽が作ってあります。帆立貝が水の中を泳いでいたりして結構愉快、子どもたちには大人気です。はしゃぎすぎて服がぬれてしまうのが困りますが。

イルカ水槽
そしてもうひとつ良かったのがこれ。イルカの水槽ですが、よく慣れたイルカが窓際にやってきて挨拶してくれるのです。これは楽しい。

小規模ですが、楽しめる水族館だと思いました。

浅虫温泉

浅虫温泉は青森市内にありますが、青森駅からは特急で15分、普通で20分ほどのところ。かつては街道が通っていたところだそうで、歴史のある温泉です。

今回は青森のねぶた祭りを見に行くための宿泊地として選びました。

新しくできた中部国際空港、セントレア発ですが、朝8時と早い便だったので、子どももいることだしセントレアまでは自宅から車で走ることに。早朝5時半に出て、道路がすいていたせいもあり、約1時間で到着でした。

青森行きの便は青森空港が霧だとか、「三沢か仙台、ひょっとすると中部国際空港に戻ってくるかもしれないのでご了承ください」なんていうアナウンスが。おいおい。三沢は我慢するけど、戻ってくるのはやめてよね。と思っていたら、無事着くことができました。

青森空港の到着ロビーに出てくると、観光客向けにキャンペーンでうちわを配っており、その様子をテレビ局が取材に来ていました。ベビーカーに乗った次男がうちわを受け取って嬉しそうにパタパタさせている様子が、この日の晩のニュースでしっかり放映されました。テレビ初デビュー?!

青森空港から青森駅まではバスで移動。さすがに混雑しています。駅に着いたらタイミングよく普通列車があったので浅虫温泉に移動。なにしろローカルなので、特急の方が普通よりも多いのです。

もうひとつ驚いたこと。自動開札がない。JR東日本の管内だからひょっとすると使えるか、と思ってSUICAを用意してきていましたが、切符の自動販売機ですら使えませんでした。オレンジカードが生きている状態です。

ホームに入ると、普通電車も見慣れない色合い。「遠くに来た」という気がしますね。走り始めてみていると公園に白樺があったりするし。

青森電車
トンネルをいくつか抜けると浅虫温泉。なんともまあのんびりした駅ですが、ベビーカーにはやさしくありません。駅前には足湯があってここで小休止。近くの宿のレストランでお昼を食べましたが、さすがに海のものはうまいです。

浅虫温泉足湯
宿までは駅から歩いて10分もかかりません。今回とったのは、かつて津軽藩の本陣だったという柳の湯。ただ「かつて」というだけで、その頃の面影はありませんが。ただ250年前の湯船と、江戸自体に造営されたという庭が残るのみです。

部屋は正直言って小さめでしたが、食事は凝ってはいないもののおいしく、また、お風呂も質素ではありましたがいいお湯でした。

浅虫温泉柳の湯

実はこの晩は2室をひとつの宿でとることができず、グループのメンバー一組は別の宿、辰巳館に部屋を取りました。

浅虫温泉辰己館

こちらは部屋からの眺めなどはあまりよくないようですが、サービス内容や施設などはワンランク上である印象を受けました。実は直前になってキャンセルが出ていたそうで、知っていたらこちらに全員泊まったのですが。