スカイレールに乗る

キュランダからの帰りはスカイレールを使いました。スカイレールと言うのは日本で言うロープウェーのこと。

スカイレールはケアンズ近くの平地からキュランダまでを結んでいますが、急な斜面に架けられて迫力を楽しむ日本のロープウェーとの違いは、世界遺産に指定されている熱帯降雨林の樹冠をなめるように上から眺められるというところ。途中に2ヶ所駅が設けられていて、そこでも自然の景観や熱帯降雨林の生態を見学したり学んだりできる趣向です。

ケアンズ近くの熱帯降雨林

これが上から見た熱帯降雨林の林冠部分。他の熱帯の国だと、高い木の間に釣り橋があって、林の中で見学できるところはありますが、森林の上から見学できるところは珍しいと思います。

森の上を進むゴンドラの様子はこちら。6人乗りです。

スカイレール

途中下車すると、バロン滝のような景観を楽しむことも可能。下の写真はスカイレールの上から撮った全景ですが、バロン滝駅で途中下車すると、ボードウォーク(木道)を歩いて、もう少し近くから見ることができます。でも、それだと全景は写せませんが。

バロン滝

御在所岳ロープウェー

湯の山温泉に着いた日はかなり雨。そしてホテル湯の本に宿泊して一夜明けると秋空が広がる良い天気。楽しみにしていた御在所岳ロープウェーに乗ろう!と意気込んでいると宿の人が

「今日は風が強いねえ。ひょっとすると運休するかも。」

確かに標高差があるロープウェーですから、風で止まってしまうかもしれません。でも子どもたちは楽しみにしているし。とりあえずロープウェー乗り場へ行って見ると(ホテル湯の本のすぐ上)、やはり

「本日は強風のため、現在様子を見ております」

とのこと。でも宿の人は

「休みの日だからねえ。動かさないと従業員にボーナス払えないから、動かすんじゃないかねえ」

とも言ってました。それを信じて待つこと20分。

「本日、徐行運転とさせていただきます。また状況によってはすぐに下山していただくことにもなりますので、ご了承の上ご利用ください」

とのこと。はい了承しました。いざとなったら歩いて降りる?!早速切符を買って乗り込みます。

御在所岳ロープウェー

このロープウェー。標高差は800メートルくらいあります。一番高い鉄塔は写真にある白い第三鉄塔で高さ60メートル。風が強いですからかなり揺れます。女房は怖がっていましたが、紅葉には早かったといえ秋空が広がり、すがすがしい風景です。

御在所岳ロープウェー
横を見ると登山客も、ほれこのとおり。これは多分中道登山道ですね。昔何度か通ったことがあります。今は体力が…。

それはともかく、通常なら12分くらいの乗車だそうですが、20分くらい揺られて山頂駅に到着です。

御在所岳の山頂にはカモシカセンターがあります。ここではニホンカモシカをはじめ、世界各地のカモシカが飼育されています。昔(もう30年近くなる…)来た時には結構殺風景な場所でしたが、立派な建物もできて整備されていました(ただしこの後しばらくして閉鎖になりました)。

カモシカ

かわいかったのがこいつ。上の写真。名前は忘れましたが外国のカモシカです。息子たちも気に入っていました。

このカモシカセンターの中は、散歩できる遊歩道も作られていて、天気の良い日なら楽しめるところです。

でも10月半ば、風が強くて肌寒いですし、食べ物がちょっと高い、ということもあり、お昼前に早々と下山することにしました。

そして下っていく時に目にしたのがこれ。

野生のニホンカモシカ

なんと野生のカモシカです。学生時代に近くの山で見たことがありましたが、今回はロープウェーのふもと駅のすぐ近く。右側に移っているのがロープウェーです。人の声も聞こえていそうなところにいました。

岐阜公園 金華山ロープウェー リス村

道三と信長ゆかりの地

岐阜とか名古屋あたりに住んでいる人以外に金華山とか、岐阜公園はなじみがないかもしれませんね。ここは国盗り物語の主人公、斎藤道三や、織田信長が拠点とした稲葉山城、現在の岐阜城があった、長良川のほとりにある標高300メートルちょっとの山です。

このふもとに古くから公園があり、近郊の人たちには昔から親しまれていました。お隣愛知県で生まれ育った僕も、家族で、あるいは遠足で、さらには友達とサイクリングで、などなど、何度も足を運んだ懐かしい場所です。今度はそこに自分の子どもをつれてくるようになったわけです。

さて、昔は岐阜公園へ行くには、JRか名鉄(名古屋鉄道)の岐阜駅から市電に乗るのが定番でしたが、この市電も廃止となり、今夏は自宅から車を使いました。道路も昔は岐阜市内を抜けるのにかなり時間がかかったものですが、今はまったく裏側からトンネルを抜ける、というコースができており、便利になりました。

岐阜公園は昔あった小さな動物園がなくなったかわりにちょっとしたアスレチックなどができていて、子どもを遊ばせるにも良いところです。

とりあえずはロープウェーに乗って、山上へと向かいます。ベビーカーを持ってきていましたが、係員の方から「上は階段ばかりでベビーカーは使えないですよ」と忠告いただき、改札口の裏手に置かせていただきました。

ロープウェーは2台のゴンドラが上下しているシンプルな構造のものですが、意外に速度があり、3歳の長男はちょっと怖がっていました。1歳の次男は平気でしたが。下の写真は山上からロープウェーを撮影したもので、右の方にあるのが山麓の駅です。ロープウェーの乗車時間はわずか3分です。

ロープウェーを降りたら、本日のお目当て、リス村へと向かいます。ここは昔金華山に逃げて野生化、繁殖したタイワンリスを餌付けして飼っているところで、リスが手に乗ってきてえさを食べたりします。動物好きの息子たちなら楽しめるだろう、と思ったのです。

えさをやっているときには結構緊張して無言の長男でしたが、後から聞いてみたら、この日でこれが一番楽しかったそうです。

リス村を出たらもうお昼なので、とりあえず展望レストランへ。

確かに展望は、岐阜の町並みや長良川が一望にできて言うこと無しですが、メニューは…観光地にしてももうちょっと工夫がほしいところ。基本的にはうどん、そば、牛丼、カレーライス程度しかありません。まあ小さな子どもにはこれでも良いのですが。みたらしとかを食べさせる予定もありましたし。

金華山の山頂にはもちろん岐阜城が建っています。この岐阜城、歴史的に正確に再現されたものではなく、桃山風に鉄筋コンクリートで作られたもので、遠目には良いですが、近くで見ると、まあ、趣は余りありません。中の展示も子どもが喜びそうなものはないので入り口まで行くだけで見物はパス。

再びロープウェーに乗ろうと、山上駅に向かいます。急な階段が多いですから、小さな子どもをつれているとちょっと大変です。途中みたらしを食べたりしながら山上駅へ。くだりは子どもたちはロープウェーの進行方向に陣取り、きゃあきゃあ歓声を上げています。

ロープウェーから降りてくると、そこは土産物屋さん。昔はすぐ外だったような気がしますが。ばあちゃんへの土産にお菓子を買って今度はアスレチックへ。

まだ一人ではよじ登ったりできない次男は、トランポリンがお気に入り。お兄ちゃんやよその子たちとぴょんぴょん…あまり跳んでいるようには見えませんが、本人の気持ちとしては跳ねていたのでしょう。

知らないうちに長男がいろいろなことができるようになっているのに驚きながら1時間ほど遊んで帰路につきました。

岐阜は長良川の鵜飼でも有名です。長良川温泉もありますし、そのうち一度鵜飼を見に来たいと思っています。ちなみに鵜飼見物に良い宿は長良川温泉の鵜匠の家旅館すぎ山だそうです。