岩村城跡周辺ハイキング

岩村城跡は2度目です。最初に岩村城跡に来たのは2011年。子どもたちを連れてきましたが、今回は一人。富田地区のハイキング岩村の町の散策を終えてから岩村城跡へ登ることにしました。

11月11日ですから、紅葉にはちょっと早いかなと思いましたが、いやいやそこそこきれいです。登り始めからこの風景。

岩村城跡の紅葉
岩村城跡の紅葉

ただし、一旦石畳の道を登り始めると、だいたいは杉の植林地ですから薄暗く、紅葉もほとんどない道です。今回は一人ですから自分のペースで歩き、「結構下の方から石垣があったんだ」とか、前回気が付かなかったこともありました。ただ、麓の岩村の町を走る選挙カーの声がうるさい!

岩山城跡

頂上直下くらいに来ると、「紅葉の名所」と言えるほどではないですが、やっと紅葉が。

岩村城跡の紅葉
岩村城跡の紅葉
岩村城跡の紅葉

さて。いつもながら見事な石垣を眺めながらしばらく登って頂上へ。

岩村城跡

岩村城に天守閣があったのかどうかは定かではありません。

岩村城本丸の直下にも見事な紅葉が。

岩村城跡の紅葉
岩村城跡の紅葉

岩村城跡から降りてきたら、近くにある歴代岩村藩主の墓地を訪れました。小藩だったためか、藩主の墓地という割にはつつましやかですね。

岩村藩主の墓地
岩村藩主の墓地

定光寺ハイキング

応夢山定光寺は愛知県瀬戸市の山中にある臨済宗妙心寺派の寺院で、最寄りの駅はJR中央線の定光寺。JR中央線で通過した人は多いと思いますが、山中のさびれた無人駅で、乗降客はわずか。「なぜこんなところに駅が?」と思われる人も多いのでは。

定光寺は尾張の鬼門にあたり、尾張徳川家の庇護を受け、尾張徳川家の初代である、徳川義直の墓、源敬公廟があり、国の重要文化財に指定されています。

この日の定光寺駅を起点とするハイキングコースも「日帰りウォーキング 東海 (大人の遠足BOOK)」に掲載されているコース。よくこんなコースを見つけたな、という気もしますが、一部は東海自然歩道になっています。

訪れたのは11月4日、紅葉にはちょっと早かったですが、それでも色づき始めた木々をある程度楽しむことはできました。

さて、JR中央線の定光寺駅で下車すると、そこは無人駅。駅周辺のお見せらしきものはすべて閉まっており、最近使われていた形跡もありません。駅近くのトイレも古そうで、とても使いたい気にはなりません。

出ばなをくじかれる感じですが、そこから踏み出して庄内川にかかる橋の上に立つと別世界。自然豊かな世界が名古屋駅からわずか30分の乗車で来られるところにあるのに驚きます。庄内川は名古屋の北側を流れていますが、時々洪水を起こす以外にぱっとしたイメージはないのですが、ここまで来ると渓流ですね。

庄内川

庄内川にかかる橋を渡ると、定光寺へ向かう車道もあるのですが、谷沿いに東海自然歩道が通っています。ハイキングですから無論、自然歩道を行きます。沢沿いの道はよく整備されていて、沢も小さなものですが、それなりに山の雰囲気が楽しめます。小さな滝もあります。

定光寺へ向かう東海自然歩道

30分ほど沢沿いに登ると道ばたに野仏が。東海自然歩道はここから右に折れて山の中に入ります。正面は池のある定光寺公園。定光寺は道を左へ進んだ先です。

モミジの紅葉に彩られた石橋を渡ると定光寺への参道。ずっと石段の登りが続きます。両側にはところどころに石仏が並べられています。車の人は定光寺の脇まで直接行くこともできますが、やはり参道を登るのが風情がありますね。

定光寺の参道

ひたすら石段を登り、わりにこじんまりとした山門をくぐると、定光寺の境内。正面には本堂が。本堂はどこか鎌倉時代の寺院を思わせる作りです。定光寺とさほど遠くない虎渓山永保寺は鎌倉時代の創建ですが、定光寺は1336年創建。鎌倉時代が終わり、南北朝時代に入る頃ですね。本堂は重要文化財に指定されています。

定光寺本堂
定光寺本堂

定光寺の境内は、尾張徳川家ゆかりの寺という割には小さいですが、古刹ですから風情はあります。

定光寺本堂
定光寺本堂
定光寺境内のお堂

徳川義直の墓、源敬公廟を見るためには入場料100円が必要です。こちらも重要文化財ですからもちろん見学して来ました。本堂脇の小さな門をくぐると参道が続きその突き当りに廟があります。参道途中にある獅子門も重要文化財。

源敬公廟自体は柵に囲まれていて近づくことはできません。

源敬公廟
源敬公廟

定光寺を出たら、東海自然歩道まで戻り道を進みます。落葉樹が多い気持ちの良い山道が続きます。

定光寺近くの東海自然歩道
定光寺近くの東海自然歩道

道は定光寺自然休養林の中を通り、1時間ほど歩くと森林交流館という施設があります。訪れた時には閉まっていて人気がありませんでした。森林交流館を中心に遊歩道が整備されています。この中の「まなびの径」をたどります。

途中分岐などが沢山ありますが、必ず看板が出ているので、それをたどると1時間半弱で愛知環状鉄道の中水野駅に出ます。この間の山道は、車道が並行しているところもあり、山奥という感じではありませんが、自然が楽しめる整備された気持ちの良いハイキングが楽しめます。

犬山 寂光院から継鹿尾山、登山道を経てハイキング

犬山のもみじ寺として有名な寂光院を見学したら、東海自然歩道をたどり、継鹿尾山を目指します。これが寂光院から継鹿尾山を目指す一番ポピュラーな登山道のようです。寂光院から継鹿尾山山頂までは、歩きなれた人なら30分くらいで、ゆっくり歩いても1時間でおつりがくると思います。

登り口は本堂のすぐ上にあり、石仏が何体か並んでいるあたり。ここにベンチもあるので、ちょっと荷物を直し、ウォーキングスティックを準備して歩き始めます。

寂光院継鹿尾山登り口付近にある石仏
継鹿尾山登り口付近にある石仏

継鹿尾山への登り始めはこんな道。部分的に階段状に整備されています。道は主に尾根伝いになっているためか、比較的土が薄く、乾燥気味で、ずっと灌木帯が続いています。

継鹿尾山への登り始め

ところどころに石仏があります。きっと寂光院への参拝の道でもあったのでしょうね。

継鹿尾山登山道の石仏
継鹿尾山登山道の石仏

時代はわかりませんが、なかなか味わいのある石仏も。

継鹿尾山登山道の石仏

標高が上がってくると(と言っても継鹿尾山は273mなので大した標高ではありませんが)、展望も開けてきます。寂光院はモミジで有名ですが、その上の継鹿尾山にはあまりモミジはなく、黄色く色づく木々の方が目立ちます。

継鹿尾山頂上直下の展望

ほどなく頂上。東屋のようなものが建っていて、座る場所があり、休憩できます。到着したのがちょうど正午くらいで、皆さん弁当を広げていました。頂上からは展望はあまり開けていませんが、木曽川やモンキーパーク、犬山城が見えます。写真の中で犬山城は観覧車のすぐ上に写っていますが、わかりにくいかな。スマホのカメラではこれが限界。

継鹿尾山頂上からの展望 犬山城
継鹿尾山頂上からの展望

この日は、どのコースを歩くか明確に決めずに継鹿尾山まで登ってきました。東海自然歩道の道標を見ると、「善師野駅まで3.5km、1時間10分」とあります。帰りはどこかの鉄道駅まで出たいので、名鉄の善師野駅まで歩くことにしました。

東海自然歩道の道標

継鹿尾山頂上からの道は、まずは下りから始まりますが、その後は上り下りを繰り返す、尾根の道です。東海自然歩道には多い、丸太を並べた階段が整備されていますが、これが意外に歩きにくいんですよね。

継鹿尾山登山道 東海自然歩道の道
継鹿尾山登山道 東海自然歩道の道

途中、植物や風景を楽しみながら歩きます。アップダウンはありますが、標高が低いところですから、長いのぼりなどはなく、さほどきつくは感じません。以下、植物名はいずれも自信なし。

ネズミサシ
ネズミサシ?
ヤマツツジ
ヤマツツジ?

山の中はこんな感じ。

継鹿尾山登山道 東海自然歩道

尾根道はやがて分岐に出ます。東海自然歩道の本線は右、左は恵那方面に向かう恵那コースです。善師野駅へ向かうには右に折れ、東海自然歩道の本線をたどります。道は尾根を外れ、谷合へと降りていきます。道も広くなり、軽自動車くらいなら通れそうな林道のような感じ。尾根道とは植生も変わります。

継鹿尾山登山道 善師野駅への道
継鹿尾山登山道 善師野駅への道

しばらく緩い下りが続き、開けたところへ出ると、それが大洞池というため池。水は澄んではいませんが、紅葉した周りの風景を映して結構奇麗に見えます。

大洞池
大洞池

東海自然歩道はこの先、熊野神社へと向かいますが、私は大洞池で東海自然歩道を離れ、谷沿いの道を降りて善師野駅へと向かいました。木立の中の道を抜けると向こうに善師野の集落が見えてきました。

継鹿尾山登山道から善師野へ

舗装道路に出てしばらく進むと名鉄広尾線善師野駅が見えてきました。あ、電車が出てしまう…

名鉄広尾線善師野駅
名鉄広尾線善師野駅

熱田神宮

熱田神宮は名古屋市中心部からさほど遠くないところにあります。日本武尊の伝説にも出てきますし、ヤマタノオロチから出てきたという草薙剣を祀る、伝説に富んだ神宮です。

この神域は広く、一歩中に入ると名古屋市内にいるとは思えない森。東京の明治神宮の森も有名ですが、熱田神宮の森も名古屋人にとっては憩いの場所と言えるでしょう。

この広い神域・森の中には遊歩道のように整備された部分もあり、散歩するにはうってつけ。

熱田神宮を歩く

熱田神宮の中にはお休み処 清め茶屋という、お茶と和菓子が楽しめるお店もあります。日本庭園に面した居心地の良い場所ですが、もう少し庭園がきれいに眺められたらもっと良い、かな。

お休み処 清め茶屋
お休み処 清め茶屋

実は熱田神宮の神域の中には、小さなお社がいっぱい。そうした森の中の社を尋ねるのもまた一興。それぞれに誰を祀る社かの説明があります。

森の中の社
森の中の社

熱田神宮参拝の仕上げは名物、宮きし麺。敷地内にお店があります。きし麺を食べたことがない方は、いっぺん食べてみてちょ!

宮きし麺
宮きし麺

松尾寺遺跡と松尾寺山ハイキング

以前醒ヶ井宿から醒ヶ井養鱒場まで歩いた時、醒井楼というお店の奥にある松尾寺を尋ねました。そこの御住職から聞いたのが、かつては山の上にあった松尾寺の話。今は遺跡となり、ハイキングコースになっているけど、夏はヒルが出るので冬が良いとのこと。元々遺跡の旅というサイトを持っているほど遺跡が好きな私は、冬が来るのを待っていました。そして「もうそろそろヒルも出ないだろう」と松尾寺遺跡を訪れたのは2020年12月7日。

ちなみにこの松尾寺山は、関ケ原古戦場にある小早川秀秋陣跡の松尾山とはまた別の山です。

松尾寺遺跡に登るには旧参道を通るルートが東と西にあるようです。西の参道は旧中山道の番場宿が起点になるようですが、番場宿には鉄道が通っていません。できる限り公共の交通機関を使いたいと思っているので、醒ヶ井宿から入る東側の参道からたどることにしました。

松尾寺遺跡トレッキングマップ(ダウンロードはこちら)を前回醒ヶ井に行った時に手に入れていたのでこのマップを頼りに歩くことにしました。しかし、この地図結構大雑把で、見どころの位置関係などもいい加減。若干不安になりながらも「昔ながらの参道だから、見どころを見落とすことはあっても、山中で道に迷うことはあるまい」と勝手に考えて出かけました。

醒ヶ井駅から醒ヶ井養鱒場の方に向かって車道を歩き、途中の坂口という集落に入って林道を進み、そこから参道に入ります。坂口の集落には古そうな民家が並んでいます。

坂口集落 松尾寺遺跡参道の入り口
坂口集落 参道の入り口

集落を抜け、林道をしばらく歩くと、左側に参道、と言っても普通の山道のような道が分かれています。案内標識が整備されていますから、迷うことはありません。

参道への入り口。ヒルに注意が嫌な感じ。

山道はいきなり急登が続き、結構しんどいですが、間隔を置いて丁石(ちょうせき)が置かれています。丁は昔の距離の単位で、l丁は約109mとされていますが、ここの丁石の間隔はもうちょっと離れているような気もします。この参道に置かれた丁石は室町時代のものが最も古いそうですが、だいぶ失われています。江戸時代のものは全部残っているそうです。

丁石。これは室町時代のもの。

一丁目から始まり、二丁目、三丁目と続いて、本堂跡は十二丁目にあたります。ずっと急な登りが続きますが、初冬で山道には陽が結構入り、また残った紅葉も美しく、なかなか快適です。汗をかくと冷えるので、落ち葉を踏みしめながら、なるべくゆっくりと登ります。

松尾寺遺跡の紅葉

黄色いのは多分コナラ

登っていくと一番最初に現れるのは一本杉と呼ばれる大杉。根元に石像が置いてありますが、元々あった石仏が杉の成長と共に、根元に飲み込まれていったとか。真偽のほどはわかりませんが、そのおかげでこの木を切るのはタブーになったとか。

松尾寺遺跡の大杉

さらに進むと、今度は右側に六地蔵。ここは実は分かれ道にもなっているのですが、落ち葉が積もっていてわかりにくい。六地蔵は仏教の六道(畜生道とか)に対応して六体あるのだとか。そして通常墓地の入り口などに置かれるとか。そこでこの辺りはかつて松尾寺の墓地があった場所と考えられているそうです。

松尾寺の六地蔵
松尾寺の六地蔵

この辺りには他にも石像があり、その中でも必見は毘沙門天像。岩陰に置かれた毘沙門天は、小さなものですし、道を離れた斜面にあります。しかも、看板も出ていませんから、うっかりしていると見落としそうです。

松尾寺遺跡 毘沙門天像
松尾寺遺跡 毘沙門天像

この辺りまで来ると、道沿いに石垣が出てきます。石垣の上には建物があったのでしょうか。石垣があると、一挙に遺跡ぽくなりますね。

松尾寺遺跡の石垣
松尾寺遺跡の石垣

この辺りまで来ると急登は終わり、なだらかな道になります。しばらく進むと一本橋。どうも俗界と聖域を分ける橋のようです。言われなければ、単なる道に置かれた石ですが。松尾寺遺跡には七不思議と呼ばれるものがありますが、これもその一つ。誰が選んだ七不思議かはわかりませんし、特に不思議でもありませんが。

松尾寺遺跡の一本橋
松尾寺遺跡の一本橋

さらに進むと、寺の伽藍があった地域に到達します。足元には瓦や石、そして石垣があちらこちらに。どこにどのような建物があったのかの案内看板もあります。でもそれより紅葉が美しい。

松尾寺遺跡
松尾寺遺跡

ここから本堂へは石段を登ります。

松尾寺遺跡の石段
松尾寺遺跡の石段

そして本堂跡。礎石が並んでいます。発掘の結果、平安時代くらいからの遺物が出たとか。歴史のある寺ですね。でも、この寺が廃墟、遺跡になったのは昭和に入ってからとのこと。

松尾寺本堂跡
松尾寺本堂跡

こちらは重要文化財の九重石塔。重要文化財と言ってもなかなか訪れる人はないでしょうね。

松尾寺遺跡の九重石塔
松尾寺遺跡の九重石塔

さてこの後は、残りの七不思議を周ろうかと歩き始めます。まずは本堂に近い挟み岩。不心得者は挟まれて動けなくなるとか。要は道が岩の間を通っているだけなんですが。

松尾寺遺跡の挟み岩
挟み岩

役行者の斧割水(よきわりすい)というのは看板は見つけたものの、どこがそれに該当するのかわからず。伝説では昔役行者が斧で岩を割ったところ、そこから水が湧き出し、寺の水場になったとか。

続いて影向石(ようごうせき)に向かいます。影向というのは神仏が姿を現すことで、昔この岩に二体の仏像が飛来したとか。この仏像は現在の松尾寺本堂に安置されていて、秘仏ですから通常は見ることができません。

さて影向石。これがまたわかりにくいところにあります。本堂の右から松尾寺山頂に向かうかすかな道跡をたどると、左側に影向石の案内標識。ところが道らしいものは…目を凝らすと、かすかに踏み跡のようなものが。慣れた人でないとこれが道だとはわからないかも。

この辺りは影向石のほかにも岩が多く、また松尾寺の本堂も岩場に隣接して建てられていますから、きっと古くから磐座として信仰を集めていた場所だったんでしょうね。日本の山岳地帯にある神社仏閣はそのようなところが多いですね。

松尾寺遺跡の影向石
松尾寺遺跡の影向石

続いて向かうのは松尾寺山の山頂とその近くの夫婦杉。山頂までは緩いのぼりが続きます。松尾寺山山頂は樹林の中にありますが、初冬ですから落葉していて気持ちいいですね。樹幹から琵琶湖方面の風景も見ることができます。

松尾寺山の山頂
松尾寺山の山頂

夫婦杉は途中から枝分かれした杉のこと。昔弘法大師が松尾寺に参詣した折に、弁当の箸をこの地にさし、それが杉の木になったとか。ちょっと樹齢を考えると話が合わない…と突っ込んではダメですね。伝説なんですから。

松尾寺山の夫婦杉
松尾寺山の夫婦杉

しばらく山頂を散策したら、次に鐘鋳り塲を目指します。昔、寺の鐘を鋳造した場所とのこと。これまたどう見ても単なる斜面のくぼ地なんですが、ここまで行く道がまたわからない。目を凝らしても分かれ道が分からず、適当に尾根を下ってたどり着きました。くぼ地の中央にある石は亀石と呼ばれているそうですが、言われれば亀に見えます。言われなければ…

松尾寺遺跡の鐘鋳り塲
松尾寺遺跡の鐘鋳り塲

現在の松尾寺に保管される飛んできた仏像(御開帳日以外は非公開)を除くと、これで七不思議は終わり。斜面の道なき道を下っていくと、踏み跡らしきものが見えてきて、六地蔵のところに出ました。登り始めてから3時間くらいの行程でしょうか。あとはひたすら下ります。

行ってみての感想は「紅葉はきれいだし、歴史・文化も面白い。ちょっとした探検気分」でお勧めです。でもこの季節、晩秋から初冬にかけてがお勧めで、暑い時期はヒルも出るし、避けたほうが良いでしょう。

多度山でハイキング

2020年12月9日に、三重県桑名市の多度山にハイキングに行ってきました。多度山は有名な多度大社の上にある、展望の良い山で、養老山地の南端にあたります。

名古屋駅から桑名駅まで近鉄で。そこから養老鉄道に乗り換えて20分かからないくらいで多度駅に到着。多度大社は駅の近くかと思っていましたが、そうではないんですね。歩くと20分くらいかかります。

さて、多度山に登るには、主に3つのコースがあります。眺望コース、健脚コース、そして瀬音の森コース(詳しくはこちらを参照)です。もっとも一般的な眺望コースはどうも作業用の車道を登るルートのようなので避け、登りは健脚コース、下りは瀬音の森コースを選択しました。

多度駅から多度山方向に車が通る道(多度大社への参道)を歩き始めると、しばらくして右側に何やら古めかしい民家が。どうやら伝統的な鯉料理のお店、大黒屋です。風情のある造り。でも僕は鯉料理は好きではないのでパスです。

多度 鯉料理 大黒屋
鯉料理 大黒屋

大黒屋のすぐ隣に小さな鳥居が立っています。その鳥居をくぐって右折すると、整備された歩道。この部分は「いにしえコース」と名付けられたハイキングルートですが、ごくごく短く、少し上にある愛宕神社で終わりです。

愛宕神社への道 いにしえコース
愛宕神社への道
愛宕神社 多度
愛宕神社

愛宕神社はさして見どころがあるわけでもなく、登山道(健脚コース)は愛宕神社のすぐ左側から始まります。

健脚コースを通って多度山山頂へ

多度山健脚コース
多度山健脚コース

多度山健脚コースはほとんど直登するような道で、長くはないですが急です。このため「健脚コース」という名前が付いていますが、本格的な登山をする人が想像するような厳しい健脚ルートではありません。ただひたすら登るだけ。最初は植林地の中を、階段状に整備された道を登ります。

多度山健脚コース
多度山健脚コース 多度神社の石標

次第に道は山道になり、片側が広葉樹林となります。乾燥しているせいか、背の低い森ですが、写真のように多度神社の石標が立っているところを見ると、神社の所有地として保護されている部分が広葉樹林として残っているのかもしれません。

多度山山頂からの眺望

多度山の山頂部は平たん地になっており、多度山上公園という公園があるほか、通信設備などが置かれています。通信設備や送電線があるおかげで、結構車道・林道が上の方まで入っています。

山頂公園からの眺望は素晴らしく、濃尾平野が一望。我が家からも多度山が見えるので、多度山から我が家が見えるかと目を凝らしましたが、さすがにそれはちょっと無理。ただ、名古屋駅周辺の高層ビル街はすぐに確認できました。

多度山山頂から瀬音の森コースへ

多度山山頂からは北上する道をたどって瀬音の森コースへと入ります。北上する道を真っすぐに進むと養老山脈の縦走ルートです。瀬音の森コースへは途中道標に従って左(西)へと入ります。すぐ下り道になるのかと思ったら、意外と登りが多い道です。

養老山脈を北上する分かれ道
養老山脈を北上する分かれ道

瀬音の森コース、と聞くと、瀬音が聞こえる沢沿いの道を誰しも想像すると思いますが、実はこのコースはそうではありません。沢沿いに来るのは最後の少しだけ。長い間山腹を歩く道が続きます。結構長いですし、結構退屈です。途中には見るべきものはほとんどなく、ひたすら歩くだけ。

多度山 瀬音の森コース
多度山 瀬音の森コース

途中紅葉した山が見られますが、この辺りは常緑樹が多いので、紅葉の名所とはとても言えませんね。残念ですが。ひたすら歩き続けてやっと谷に沿う道に出ます。この谷が多度渓谷。

多度渓谷
多度渓谷

多度渓谷はそれなりにきれいな水が流れています。川遊びができる施設も整っていますが、でも渓谷美をめでるほどのところかと言うと…ほかに行った方がいいかな。

多度大社へ

さて、多度渓谷から多度大社へ向かいます。多度大社は上げ馬神事で有名な神社です。山中に多くの岩場や磐座が残っているそうですから、起源は相当に古いはず。後に神道の体系に組み込まれたのでしょうね。

多度大社 上げ馬神事
多度大社 上げ馬神事

上げ馬神事に使う場所は、境内に入ってすぐのところでした。

円原川 円原の伏流水 岐阜県山県市の清流

2020年8月の終わりに岐阜県山県市の円原川へ行ってきました。ここは旧、美山町になるのかな。以前近くまで来たことはありましたが、最近まで円原川の存在は知りませんでした。円原川は川の上流域に円原の伏流水と呼ばれる湧水があり、夏でも水温は低く、とてもきれいな川です。

ところが残念なことに梅雨の豪雨で土砂崩れがあったそうで、円原の伏流水の見られるところまでは行くことができません。歩行者も通ることができなくなっていて残念。それでも少し下流に車を停めて、周辺を散策しました。

円原川の水温が低いせいで、真昼間だというのに川面にはうっすらと霧が出ています。道路から川に降りていくと、それだけで気温がぐっと下がるのがわかります。夏の戸外から冷房が効いた部屋に入るような感じ。ぜひ動画を見てみてください。円原川の英語での紹介はこちら

円原川への分岐近くに見つけたのが Phin and Bean (フィンアンドビーン)というカフェ。何とベトナムコーヒーや、ルワンダのコーヒーを飲むことができます。オーナーさんとも少しおはなししましたが、こんなところで(と言うと失礼ですが)、こんな国際的なお店を見つけられるとは。

三重県津市の旧美杉村を訪問

初冬の三重県津市美杉町、旧美杉村へ行ってきました。この辺りは学生時代に実習でよく来たところ。と言っても30年以上前のことですが。バブルの頃に建てられたというリゾートホテルもかなりうらびれた様子。温泉設備も古く、食事もこれはちょっと…という印象。

でも、美杉村の自然は美しく、ここの散歩はお勧めです。ホテルの経営方針を変えたらもう少しいいんじゃないでしょうか。

翌日はモクモク手作りファームで、ソーセージ作りの体験をしました。

岐阜県でケービングに参加

9月1日、長男次男と一緒に岐阜県での初心者向けケービングに参加してきました。山県市の旧美山町内で行われたケービングには10名以上が参加。二グループに分かれての洞窟探検となりました。

洞窟探検準備

つなぎや長靴、ヘルメットにヘッドランプなどの装備を借りて身に付けます。

穴の入口

穴の入口はいきなり狭い!これは知らない人は絶対見つけられませんね。

狭い洞窟を進む

初心者向けとは言え、腹ばいにならないと通れない狭い個所も数ヶ所あります。

鍾乳洞の奥の地底湖

小さいけれど地底湖もあります。

やっと少し広いところに出たぞ

適度なスリルと適度な運動。しっかりしたガイドさんの案内で、子どもも含めて楽しむことができました。

ケービングの時の写真はこちらにアップしてあります。

バリ島でBird Walk Tourに参加

今日は、男の子二人と一緒に Bird Walk Tour というものに参加。午前中をかけてバリ島ウブドゥ郊外の田園地帯を歩き、鳥や昆虫を探すツアーです。大型のカワセミ、ジャワショウビンも見れるし、蝶もたくさん。バリ島の田園風景も美しいし、その田園風景が観光客が多いウブドゥの町から歩いてすぐのところに展開しているのにもちょっとびっくり。

緑のトカゲを持つ子ども

写真のように子どもたちもとても楽しんだ様子。二人揃ってカメラを宿に忘れて来る、という失態もありましたが…

Bird Walk Tourの記事はこちらにも掲載しています。Bird Walk Tour で撮影した写真はこちらにアップしてあります。