浅虫温泉は青森市内にありますが、青森駅からは特急で15分、普通で20分ほどのところ。かつては街道が通っていたところだそうで、歴史のある温泉です。
今回は青森のねぶた祭りを見に行くための宿泊地として選びました。
新しくできた中部国際空港、セントレア発ですが、朝8時と早い便だったので、子どももいることだしセントレアまでは自宅から車で走ることに。早朝5時半に出て、道路がすいていたせいもあり、約1時間で到着でした。
青森行きの便は青森空港が霧だとか、「三沢か仙台、ひょっとすると中部国際空港に戻ってくるかもしれないのでご了承ください」なんていうアナウンスが。おいおい。三沢は我慢するけど、戻ってくるのはやめてよね。と思っていたら、無事着くことができました。
青森空港の到着ロビーに出てくると、観光客向けにキャンペーンでうちわを配っており、その様子をテレビ局が取材に来ていました。ベビーカーに乗った次男がうちわを受け取って嬉しそうにパタパタさせている様子が、この日の晩のニュースでしっかり放映されました。テレビ初デビュー?!
青森空港から青森駅まではバスで移動。さすがに混雑しています。駅に着いたらタイミングよく普通列車があったので浅虫温泉に移動。なにしろローカルなので、特急の方が普通よりも多いのです。
もうひとつ驚いたこと。自動開札がない。JR東日本の管内だからひょっとすると使えるか、と思ってSUICAを用意してきていましたが、切符の自動販売機ですら使えませんでした。オレンジカードが生きている状態です。
ホームに入ると、普通電車も見慣れない色合い。「遠くに来た」という気がしますね。走り始めてみていると公園に白樺があったりするし。
トンネルをいくつか抜けると浅虫温泉。なんともまあのんびりした駅ですが、ベビーカーにはやさしくありません。駅前には足湯があってここで小休止。近くの宿のレストランでお昼を食べましたが、さすがに海のものはうまいです。
宿までは駅から歩いて10分もかかりません。今回とったのは、かつて津軽藩の本陣だったという柳の湯。ただ「かつて」というだけで、その頃の面影はありませんが。ただ250年前の湯船と、江戸自体に造営されたという庭が残るのみです。
部屋は正直言って小さめでしたが、食事は凝ってはいないもののおいしく、また、お風呂も質素ではありましたがいいお湯でした。
実はこの晩は2室をひとつの宿でとることができず、グループのメンバー一組は別の宿、辰巳館に部屋を取りました。
こちらは部屋からの眺めなどはあまりよくないようですが、サービス内容や施設などはワンランク上である印象を受けました。実は直前になってキャンセルが出ていたそうで、知っていたらこちらに全員泊まったのですが。
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“浅虫温泉” への2件のフィードバック
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