上山温泉うまいもの

では次に上山温泉で見つけたうまいものを紹介。

上山には、都会や過度に観光地化したところにある凝ったケーキとかはありません。素朴な伝統に基づく食文化が楽しませてくれます。

まずは玉こんにゃく。だし汁でよく煮込んで、串にさしてあります。市内のあちらこちらで売っていますが、値段も手ごろ、そしてうまいです。汁まで一緒になったお土産用のものを買ってきてしまいました。写真は上山城の直下の売店のものです。

玉こんにゃく

そしてこれ。武家屋敷近くの団子屋さんの作品。笹巻き団子と言う名前です。蒸したもち米を笹の葉で包んであります。食べる時にきな粉をかけるのですが、笹の風味が移っていてこれはうまい。長男はとても気に入って何個も食べていました。

笹巻き団子

上山でよく見かけるのが蕎麦屋さん。なんでも「長野の蕎麦よりうまい」とか。お店の人の話ですが。長男は大の蕎麦好き。4歳なのにちょっとうるさいです。2軒試してみました。ちなみに2軒目のほうがうまかった、と長男は言っております。

まずは一軒目、味津肥盧といい、有馬館の近くのお店です。ここには蕎麦2枚分を板にのせた「板蕎麦」なんていうものがあります。天蕎麦を頼んだら、天ぷらの量が多くてびっくり。これは他の店でも同じでした。都会の店より随分良心的です。このお店では山形名物の冷やしラーメンもありますが、蕎麦にしたので試せませんでした。

蕎麦屋 味津肥盧

2軒目は一休。こちらの方が老舗のようです。蕎麦掻なんていう珍しいものもある一方、温かい汁に入った蕎麦は置いてありません。量は味津肥盧に比べると少なめですが、味は…長男の意見に賛成。お勧めのお店です。

蕎麦屋一休

他の温泉地に比べて、飲食店が軒を連ねる、というような派手さは上山にはないですが、土地のものを散策の途中ふと見つけた店で食べる、というにはとてもよいところでした。

(この記事は2006年7月20日に投稿したものです。)


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