下呂温泉小川屋

下呂温泉の宿は小川屋をとりました。

ここは下呂温泉の中でも老舗旅館で、施設も大きく充実しています。確か昔、「下呂の小川屋」とメロディーを付けてテレビでコマーシャルをやっていたように思います。飛騨川沿いに立つ大きな旅館で、露天風呂は川に向かって付いています。

着いて最初に思ったのは、老舗旅館にありがちなべたべた感がない、という点です。ある意味ホテル的なあっさりしたサービスと言うか。ロビーに入るとすぐに、こどもたちにはくじを引かせてくれました。誰かが常にお客さんに気配りしている、というようなところはないですが、ポイントでサービスをきちんとしている、という印象でしょうか。

建物は結構古い感じですが、メインテナンスはしっかりしているようで、部屋も清潔でした。サイズも十分。細かい話ですが、備え付けの冷蔵庫にもスペースがゆったりあって、こども用の牛乳を入れることもできました。

川に面した部屋を取りましたが、山中温泉のような渓流ではなく、飛騨川という大きな川ですから開放感があります。そして対岸には源泉を使った露天風呂。あれ?よく見ると丸見えでは…?

下呂温泉の露天風呂

お風呂は大浴場、サウナ、そして露天風呂という構成。下呂温泉はアルカリ単純泉なので、少しぬるぬる感があり、肌がすべすべになります。お湯の温度は低めに設定されているようで、こども連れにはありがたいです。男性の露天風呂は、壁が低く「あれ?外から丸見えじゃないの?」という感じですが、開放感はあります。ちなみに女性用露天風呂は胸の高さまで壁があるとのこと。

さて夕食は、部屋食ではないので小さなこども連れとしては心配でしたが、それぞれのお客さん用に仕切ったスペースが用意されており、大丈夫でした。

山の中の温泉ですから、刺身などはごくわずかですが、鮎の塩焼きもうまかったし、全般として上手に作られていてうまかったです。部屋食の旅館だと、一度に作ってから各部屋へ配るという感じですが、ここでは客の進み具合を見ながら作って出してくれますから、食事を楽しむならこちらのほうが良いですね。量も「これでもか」というくらいたくさん出す旅館もありますが、ほどほどで、大人2人分+こども一人分を頼んでおいて、親子4人で十分楽しむことができました。

夜は対岸の夜景がなかなかきれいです。いかにも温泉地へきた!という雰囲気。ただせっかく山の中の温泉地なのに、山中温泉や上山温泉のように散策に向いたところはあまりないですね。

朝はやはりレストランでバイキング。パンも用意はされていますが、和食がメインです。「バイキング」を売り物にしている宿にはかなわないかもしれませんが、朴葉味噌などもあって、それなりにメニューは工夫されています。味噌汁も赤味噌と白味噌が選べるので、我が家でももめません。味はさすがに夕飯のほうがずっとうまかったですが。